いろはのれ2010年07月04日

メンバーの急増や突然の脱退、組織のリストラクチャ、委嘱がらみのすったもんだと、いろいろあった一年でしたが、いよいよ今日は第17回演奏会です。
あちこちの団体とスケジュールが重なってしまいましたが、その分、今日の東京は少し気温が高いかも知れません(笑)。

そろそろ、来年は何をやろうか? と考える時期ですが、今年は見事に何にも決まっていません。「今更この曲?」というのをやろう、という冗談ネタには「島よ」「幼年連祷」「橋上の人」とか多数エントリーがあるのですが…。ひぐらしが歌って面白そうな曲があったら教えてください。

というわけで、今年のプログラムはこんな感じになりました。

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■ビクトリア合唱曲集 (野本立人)
 Ave Maria
 Ne Timeas,Maria
 O magnum mysterium

■間宮芳生:合唱のための12のインヴェンションより(清水昭)
 獅子舞
 まいまい
 のよさ
 天満の市は
 でいらほん

■魚路恭子:愛について~吉原幸子の詩による~(野本立人)
 うらみうた
 むじゅん
 誕生
 あたらしいいのちに

ピアノ:菅原綾

■信長貴富編:ノスタルジア2~日本語に着替えた外来歌~より(清水昭)
 大きな古時計
 すみれの花咲く頃
 一週間
 旅愁
 線路は続くよどこまでも

この道。2010年01月22日

昨日深夜、ひぐらしメンバーがとてもお世話になっていた声楽家の、大国和子先生が急逝されたとの報が。あまりの急な話に、驚きです…

この日はお別れ会が練習と重なって開催されたため、ゆかりのあるメンバーたちはお別れ会へ、練習は新人メンバー中心となりました。練習の最初と最後には信長さんの「ノスタルジア」を歌うのが最近の決め事になっているので、今日は「この道」を中心に練習。こんな日に「みかんの花咲く丘」とか「別れの歌」などでは、ますますしんみりしてしまいますが、ちょっとだけ偲ぶ気持ちを込めたかったので。

大国先生がこの場所にいらっしゃったら、あの明るい声で厳しいご意見をバシバシ飛ばされそうだな、と思いながらの練習でした。

大国先生のご冥福を心からお祈りいたします。

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このところ、女声メンバーのみならず、若手(当団比)の男声メンバーも相次ぎ、5月のトウキョウ・カンタートに向けての強力助っ人も登場と、春に向けてそろそろ始動、という良い雰囲気が始まっています。暖かくなるころには気持ちも声も一皮向けていたいですね。元気がとりえの合唱団なんですから。

ずいぶん間があいてしまいました。2009年12月23日

何せ、前回のエントリーが演奏会直前ですもんね…

演奏会を無事終えた後、さっそく「農閑期」に入ったひぐらしですが、何人もの新入団員もお迎えし、新曲の練習も開始して、ヨタヨタと活動しております。

来年の演奏会に向けての新曲も少しずつ決まっています。現在取り組んでいるのは、以前に団員として歌っていたこともあった作曲家、魚路恭子さんの新作「愛について」。実はこの曲、今年の朝日作曲賞(全日本合唱連名のコンクール課題曲集に載るアレです)の最終エントリーに残った曲なのですが、初演メンバーの紹介でステージに向けた練習を開始することになりました。作曲賞のエントリー時は3曲だった組曲に、最終楽章として新曲を1曲書き足していただき、より安定した構成になっています。
この作品、サウンド面ではかなりの難物でして、かれこれ5ヶ月くらいかけてうんうん言っているのに、まだ時々しか音楽的な表情を見せてくれません。年末に急遽組んだ合宿で、少しは仲よくなれるといいのですが!

他にも、柴田南雄さんの「十二のインベンション」や、信長貴富さんの「ゴールドベルク讃歌」を基にした組曲の委嘱など、まだ姿を見せていない曲も含めて、2010年も盛りだくさんの一年になりそうです。

TOKYO CANTAT終了2009年05月04日

昨日は、トウキョウ・カンタートのプログラム「合唱曲百花繚乱 ~放送局が咲かせた合唱の花花」というコンサートに出演させていただき、「木のうた」から7曲を歌ってきました。

今回は連休中ということもあって、30人という久々の少人数での本番でした。ちょうどコンクール全国大会の頃に戻ったような感じでしょうか。このくらいの人数だと、つい頑張ってしまいがちなところを「人数以上の声を出そうとしないようにね」という昭先生のご指導の甲斐あって? いつも以上にリラックスして歌えたように思います。おかげでか、おほめの言葉も多数頂戴しました。やっぱり力んじゃいけないんですねぇ。

本番当日になって無念の欠席となったOさんの穴は、なんと本番1時間前からの猛ダッシュで間に合わせてくれた元団員・Fさんが見事に埋めてくれました。団員ピアニスト綾ちゃんの音色感も、この曲に見事に似合っていましたね。

ちなみに「いろはのた」でのこの曲のピアニストは、今回のコンサートにも出演していた寺嶋陸也さん。あわせて自作の弾き振りもお願いしていますので、これから2ヶ月強、7月20日の「いろはのた」に向けての間、深くお付き合いさせていただくことになりそうです。

「いろはのた」プログラム訂正2009年05月04日

今回のカンタートのパンフレットにも宣伝が出ていた、夏の演奏会「いろはのた」ですが、スケジュールの都合で訂正が間に合わなかった変更がございます。

予定していた信長貴富さんへの委嘱作品「交響する絆」は、諸般の事情で延期となり、変わって團伊玖磨さんの「二つの碑銘」を追加することとなりそうです。

この結果、プログラムの内容は以下となる予定です。(曲順未定)

林光:「木のうた」 指揮:清水昭/ピアノ:寺嶋陸也
寺嶋陸也:「ふるさとの風に」 指揮・ピアノ:寺嶋陸也
信長貴富:「ノスタルジア」より 指揮:清水昭
團伊玖磨:「二つの碑銘」 指揮:野本立人
團伊玖磨:「岬の墓」 指揮:野本立人/ピアノ:寺嶋陸也

2009年7月20日(月・祝) 15:30開場/16:00開演
杉並公会堂大ホール

なにとぞご了承ください。