春こん。に出場しました。2012年03月07日

前のポストで話題にしていた東京都合唱コンクールで、前年の銀賞から一転、賞外に転落したひぐらし。何せ素直な団体なので、指揮者は嘆き、団員は凹み… あやうく解散、いや冬眠の危機を迎えるところでした(←素直すぎです)。
しかし、切り替えが早い(忘れっぽいとも言う)のもひぐらしの特徴。その後は心機一転、指揮者も団員も納得のいく演奏団体を目指して、さまざまな作戦・努力を重ねています。

こうした努力(またの名を怠慢回避策)の一環として、メンバー有志で「春のコーラスコンテスト」(以下「春こん。」)に出場することを決定。
2/4の宗教音楽部門では女声の“ひぐらしB”がブストの「Ave Maria」「Salve Regina」を、3/4のフォルクロア部門では混声の“ひぐらしA”が三善晃の「黒人霊歌集」最後の2曲を、それぞれ歌ってきました。指揮はどちらも団員が担当しました。

結果は、ひぐらしAのほうで2位を獲得。やはり女声部門のハードルは高いです。
http://www.jcanet.or.jp/tokyo/spcon/result.html

この「黒人霊歌集」は、夏の「いろは演奏会」で全曲歌う予定(指揮:清水昭)の演目です。かなり難しい編曲ですが、今回の入賞が演奏への励みになりそうです。

演奏会に向けて、また少しずつポストを増やしていかねば。

ずいぶん間があいてしまいました。2009年12月23日

何せ、前回のエントリーが演奏会直前ですもんね…

演奏会を無事終えた後、さっそく「農閑期」に入ったひぐらしですが、何人もの新入団員もお迎えし、新曲の練習も開始して、ヨタヨタと活動しております。

来年の演奏会に向けての新曲も少しずつ決まっています。現在取り組んでいるのは、以前に団員として歌っていたこともあった作曲家、魚路恭子さんの新作「愛について」。実はこの曲、今年の朝日作曲賞(全日本合唱連名のコンクール課題曲集に載るアレです)の最終エントリーに残った曲なのですが、初演メンバーの紹介でステージに向けた練習を開始することになりました。作曲賞のエントリー時は3曲だった組曲に、最終楽章として新曲を1曲書き足していただき、より安定した構成になっています。
この作品、サウンド面ではかなりの難物でして、かれこれ5ヶ月くらいかけてうんうん言っているのに、まだ時々しか音楽的な表情を見せてくれません。年末に急遽組んだ合宿で、少しは仲よくなれるといいのですが!

他にも、柴田南雄さんの「十二のインベンション」や、信長貴富さんの「ゴールドベルク讃歌」を基にした組曲の委嘱など、まだ姿を見せていない曲も含めて、2010年も盛りだくさんの一年になりそうです。

さて次は2008年07月25日

演奏会「いろはのよ」も無事終了。集客も、いろは演奏会としては過去最高の600人オーバーを記録、演奏もごく細かいほころびはありつつ(^_^;)、全体としてはメンバーも納得のいく仕上がりとなりました。

信長-バッハによる格調高い前半と、三善-昭和歌謡の耳馴染みの良い後半のコントラストも良く、最終ステージ「紅白歌合戦」での演芸大会? も、おおむね好評。打ち上げでは某ギター奏者に「指揮者に従属しない合唱団」という、我々としては最大級の賛辞? もいただき、ともかく楽しい一日を過ごすことができました。炎天下の中お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!

さて、勤勉な(これは嘘だ)ひぐらしは、今週からさっそく次のステージの準備を始めます。次のステージは2月14日ヴァレンタインデー。オール清水昭指揮による、企画演奏会です。仮タイトルは「Akira de Cantat」。

曲目はこれから大至急練りますが、まず手始めの一曲は、林光さんの名作「木のうた」です。さっそく譜読みに入りますので、次のステージには乗ってみたいと思ったそこのあなた、今月中が最大のチャンスですよ!

演奏会「いろはのよ」2008年07月14日

いよいよ1週間後に迫りました。一応掲載しておきます。チケットご希望はメールでのご連絡承ります!

合唱団ひぐらし演奏会「いろはのよ」
2008年7月21日(月祝) 16:00~杉並公会堂大ホール

信長貴富「ゴールドベルク讃歌」 野本立人cond/筧千佳子・斎木ユリpf
J.S.バッハ「Jesu, meine freude」 野本立人cond
三善晃「クレーの絵本第1集」 清水昭cond/吉田覚gt、中村哲也sym
松永ちづる編「第1回ひぐらし紅白歌合戦~昭和40年代~」(初演) 清水昭pf&cond/吉田覚gt、中村哲也perc

伝統的に重たいステージが並ぶひぐらし演奏会の中でも、今回は特にどのステージも最終ステージになるくらいの重量級です。

特に初演となる最終ステージは、アレンジャー自ら演出・司会・歌唱・ピアノなど引き受けて八面六臂の大活躍の成果となりました。必ずやお楽しみいただける内容になるはずですので、今まで「合唱の演奏会はどうも堅苦しくて…」と思っていたかた、見に来るなら絶対今回ですよ!

そしてクロージングの1曲も…!!!

紅白歌合戦2008年05月01日

久々の更新は、7月の演奏会「いろはのよ」に向けての話。

バッハ3番、三善クレー、ゴールドベルクと来て、最後の「委嘱ステージ」の中身がとうとう決まり、楽譜がやってきました。その内容がなんとまぁ「第1回ひぐらし紅白歌合戦」というもの。トライトーンの松永ちづるさんの力作メドレー・アレンジで、ピアノこそ付いているものの、20分近く切れ目なしで歌い続けるという大作です。とうぜん、これを歌ったあとで他のものを歌える気がしないので、このステージが最後になる予定。

しかし問題というか面白いのはというか、内容が「昭和40年代」縛りなんですね。最初は「小指の想い出」から始まって、最後は「また逢う日まで」というノリです。この時代の歌謡曲はなかなか濃いものが多くて面白いのですが、当然ながらひぐらしの若い人たちは知らない曲ばかり。かと思えば、お父さんお母さん世代の面々は「面白そうー!」と盛り上がるという、ひぐらし的に極めて珍しい展開になっているのでした。

明日はその初練習。はたしてどんなことになるやら…